先週の日曜日の12日に、素敵な宇宙船地球号(23:00〜23:30)という番組で、生活廃水により底に悪臭のするガスを吹きあげるヘドロが溜まってしまった、埼玉県川口市の中心部を流れる、旧芝川の水質改善を目指すという内容が放送されました。いつもはあまり見ないこの番組だけど、この内容は釘付けになって旦那と見ました。
番組をあげての旧芝川の水質改善作戦。呼びかけに地域のたくさんの人たちがボランティアで川をきれいにしていきます。みんな同じようにこの旧芝川をきれいにしたいと思っていたんでしょうね。今まで、ここまで汚くなってしまった川をきれいにする術が分からず、みんな気持ちがあっても実行に移せなかったのかな、と思いました。今回は番組がこのようなプロジェクトを立ち上げたわけですが、本当だったらその地域の環境に携わる人たちが地域のみんなを動かせていけたらいいのになって思いました。
その水質改善作戦の一つに”えひめAI”というものが出てきました。えひめAIという液体を一日一回排水溝に少量流すだけ。それだけで生活排水が少しずつでしょうけど汚れが分解されて旧芝川に流れ出すのだそうです。実際番組を見ていると結果は一目瞭然!このえひめAIを使用する前は排水溝から旧芝川へ流れ出す白くにごった生活排水が、少し透明になっていたんです。
しかもえひめAIは自分で作れるんです。このえひめAIは微生物によって環境を良くするといったEMと同じ?ようなものです。えひめAIの場合は自分で作ることが出来る、という点がEMとは大きな違いでしょうか。石けんに入れ込んでもいいかも??
半年間、地域のみんなで努力した結果、ヘドロで悪臭のしていた旧芝川にはメダカが泳ぎ、きれいな水にしか現れないカワセミという鳥が来るようになったのです。それを見てとても感動しました。

私も手作り石けんを知るまで、環境に対してどのような注意をすればいいのか分かりませんでした。いつも使う食器用、洗濯用、お風呂用、トイレ用などの洗剤。シャンプー、リンス。小さいときから当たり前に使ってきたし、お店に行けば当たり前に売られてる。テレビでもこういった商品のCMが普通に流れている。環境環境というけれど、何を使えば環境にいいのか分かりませんでした。でも私は手作り石けんに出会い、手作り石けんで顔や髪を洗ったり、重曹や酢を使って掃除をして、自分なりに環境に対して注意するようになりました。
これからは、情報だけではなく実際にたくさんの人が環境改善を実行していける機会が出来たらいいなと思いました。幼稚園や小学校や中学校などで、実際に子供たちが実行に移し、結果を自分の目で確かめられるような授業があればいいなって思います。(今の時代はあるのかな(^^;)??)